Secondmindに、原田靖裕氏が戦略的相談役として就任
Secondmindは、自動車業界のエキスパートである原田靖裕氏を戦略的相談役として迎えました。現在の自動車業界の課題と将来の方向性について深い知識と経験を持つ原田氏は、自動車業界が必要とする機械学習の方向性についてセカンドマインドに指針を与え、当社の製品ロードマップ策定などに貢献いただく予定です。
原田氏は、「ミスター・モデルベース開発」として知られ、長年に渡り、モデルベース開発をはじめとする、様々な開発革新活動のリーダーを歴任しました。セカンドマインドにはその豊富な知識と経験をもたらしてくれます。
マツダでは、最先端統合制御システム開発を担当する本部の本部長を務め、複数の開発本部を横断して技術指導する技監も務めました。
また、日本の自動車産業が設立したJAMBEの企画運営委員会の初代委員長を務めました。
日本工学アカデミーフェロー。特許169件、著書「世界一を創るモデルベース開発」「実践で学ぶモデルベース開発」、自動車コンサルティングのリーディングカンパニーであるi-Models社代表取締役を務めます。
原田靖裕氏は、次のように述べています。「CASEの時代、複雑で高度な開発に対応することは大きなチャレンジとなっています。それを救う鍵を、これまで取り組んできたMBD + 次世代AIの連携に期待しております。セカンドマインド社の取り組むAIに初めて出会った日の衝撃を今も忘れません。彼らは、これまでのAIでは解決できなかった、最高難度の問題解決をしてくれ、人間の能力限界をブレークスルーする救世主となるはずです。この取り組みに参加できることを、誇りに思います。」
Secondmindの最高経営責任者であるガリー・ブロットマンは、次のように述べています。 「原田さんの実践的な機械学習に関する知識と、自動車業界にモデルベース開発を導入して、複雑な部品を仮想化し、設計・開発工程全体にわたってコストと時間のかかる手戻りのリスクを低減させることを実現したリーダーシップを、私は非常に尊敬しています。原田さんの自動車工学を変革しようとする情熱は強く、その業界専門知識と洞察力から生まれるイノベーションに期待しています。」